皆さんこんにちは!ロマです!
こんにちは!ロマ子です!今日は何について勉強していくのかな?
今日は『介護福祉士の資格をとる為には?』です!
なるほど!介護といえばの資格ですね!
そうなんです!是非、一緒に勉強していきましょう
介護職に従事している方や、これから介護職に就くことを考えている方は、キャリアアップのために「介護福祉士」という資格の取得が必要であることはご存知かもしれません。「介護福祉士の資格はどう取得するのか?」「試験はどのように受けるのか?」「合格率や合格基準はどの程度なのか?」といった疑問を持っている方も多いでしょう。
この記事では、介護福祉士の受験資格、合格条件、合格率、資格取得のメリットについて解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
1. 介護福祉士の資格取得方法について
介護福祉士の資格は国家資格です。
国家資格を取得するには、原則として国家試験に合格し、介護福祉士として登録する必要があります。国家試験は、受験資格を満たした人のみが受験できます。資格取得までの流れは以下の通りです。
【介護福祉士の資格取得プロセス】
・国家試験の受験資格を得る
・国家試験に合格する
・介護福祉士として登録する
・登録証を受け取り、資格を取得する
2. 介護福祉士国家試験の受験資格とは何か?
以下では、介護福祉士国家試験の受験資格について詳細に説明します。
現在、受験資格は主に4つのカテゴリー(ルート)に分けられます。それぞれのルートを見ていきましょう。
①実務経験ルート
最も受験者数が多いのが「実務経験ルート」です。介護の仕事経験を活かして受験資格を得ることができるため、多くの人がこのルートを選択しています。
【実務経験ルートの受験資格】
実務経験3年以上+実務者研修
実務経験3年以上+介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修
※実務経験3年以上は、指定された「介護等の業務」において、「従業期間3年(1095日)以上」かつ「従事日数540日以上」が必要です。
実務経験ルートには上記の2つの受験資格がありますが、介護職員基礎研修は廃止された資格であるため、これから受験資格を得ようとする人は実務者研修を受けることになります。
②養成施設ルート
養成施設ルートは、介護福祉士養成施設のカリキュラムを提供する福祉系専門学校の介護福祉科を卒業することで受験資格を得られます。このルートでは、令和8年度までに卒業した場合、国家試験に合格できなくても、卒業後5年間の期限付きで介護福祉士資格を取得できます。
【養成施設ルートの受験資格】
高等学校等+養成施設(2年以上)
高等学校等+福祉系大学+養成施設(1年以上)
高等学校等+社会福祉士養成施設+養成施設(1年以上)
高等学校等+保育士養成施設+養成施設(1年以上)
③福祉系高校ルート
福祉系高校ルートは、介護福祉士養成施設のカリキュラムを提供する高等学校の福祉科を卒業することで受験資格を得られます。
【福祉系高校ルートの受験資格】
新カリキュラム(平成21年度以降入学者)
旧カリキュラム(平成21年度以前入学者)
特例高校等+実務経験9ヶ月以上
※実務経験9ヶ月以上は、指定された「介護等の業務」において、「従業期間9ヶ月(273日)以上」かつ「従事日数135日以上」が必要です。
福祉系高校ルートで旧カリキュラムを受けて卒業した場合や特例高校を卒業して実務経験を積んだ場合は、介護技術講習を受けて実技試験を免除されるか、筆記試験の後に実技試験を受けることができます。
④経済連携協定(EPA)ルート
経済連携協定(EPA)ルートは、インドネシア、フィリピン、ベトナムからの介護福祉士候補生が来日し、実務経験を積みながら学習することで受験資格を得られます。
EPAで来日+実務経験3年以上
※実務経験3年以上は、指定された「介護等の業務」において、「従業期間3年(1095日)以上」かつ「従事日数540日以上」が必要です。
経済連携協定(EPA)ルートでは、介護技術講習または実務者研修を受けて実技試験を免除されるか、筆記試験の後に実技試験を受けることができます。
3. 介護福祉士国家試験の試験内容と範囲は?
介護福祉士国家試験には「筆記試験」と「実技試験」があります。筆記試験は通常1月下旬に、実技試験は3月上旬に行われますが、現在の受験資格ではほとんどが「実技試験免除」となっているため、筆記試験に合格すれば資格取得となる人が大多数です。ここでは筆記試験について説明します。
【介護福祉士国家試験の概要】
・11の科目群から出題される
・合計125問
・選択式マークシート方式で実施
【介護福祉士国家試験の科目群】
- 人間の尊厳と自立、介護の基本
- 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
- 社会の理解
- 生活支援技術
- 介護過程
- 発達と老化の理解
- 認知症の理解
- 障害の理解
- 心と体のしくみ
- 医療的ケア
- 総合問題
【介護福祉士国家試験の合格条件、基準、】
介護福祉士国家試験の合格には、以下の条件があります。
・問題の総得点の60%を基準とし、問題の難易度に応じて補正された点数以上を獲得すること。
・11科目群すべてで得点を有すること。
【介護福祉士国家試験の合格率】
- 第28回: 受験者数 152,573人、合格者数 88,300人、合格率 57.9%
- 第29回: 受験者数 76,323人、合格者数 55,031人、合格率 72.1%
- 第30回: 受験者数 92,654人、合格者数 65,574人、合格率 70.8%
- 第31回: 受験者数 94,610人、合格者数 69,736人、合格率 73.7%
- 第32回: 受験者数 84,032人、合格者数 58,745人、合格率 69.9%
【介護福祉士国家試験の受験対策】
介護福祉士国家試験の受験者は、以下のような受験対策を行っています。
1. 模擬試験: 多くの受験者が模擬試験を受け、試験の雰囲気を体験し、専門家が予想する問題を学習しています。
2. 過去問: 過去の試験問題を解くことで、出題傾向を把握し、時間配分や学習の理解度を確認しています。
3. 受験対策講座: 資格のスクールなどで実施されており、重点ポイントや出題予想のポイントを中心に講義が進められます。
介護福祉士の資格取得を目指すために、何から始めるべき?
これから介護福祉士を目指す人は、まず『実務経験になる職場に、介護職として就職する』ことから始めましょう!
4. まとめ
多くの介護福祉士取得者は、『実務経験ルート』を通じて資格を取得しています。これは、受験に必要な費用が実務者研修の受講料(約8万円から20万円)で済むため、働きながら給料を得つつ資格を目指せるからです!しかしながら、様々なルートがありますので皆様に合ったルートを選ばれるのが良いかと思います!