皆様こんにちは!ロマです!
こんにちは!ロマ子です!今日は何について勉強していくのかな?
今日は『特養における生活相談員』についてです!
そうなんですね!重要な仕事ですから気になります!
では一緒に勉強していきましょう!
- 1. 役割は?
- 2. 仕事内容とは!?
- 3. 特養の生活相談員の一日のスケジュール例
- 4. 特養の生活相談員に兼務はある?
- 5. 特養の生活相談員に必要な資格は?
- 6. 特養の生活相談員の給料は?
- 7. 生活相談員のやりがい・メリットは?
- 8. まとめ
1. 役割は?
特別養護老人ホームの生活相談員は、入所を希望する者や入所者、その家族からの相談に対応し、施設や制度を利用して、その人々の生活の質を高めるための支援を提供する役割を担います。
生活相談員には、スムーズな相談、連絡、調整を行うためのコミュニケーションスキルと、介護保険をはじめとする関連制度に関する幅広い知識が必要です。
特別養護老人ホームでの生活相談員の具体的な仕事内容は職場によって異なるものの、以下に一般的な業務内容と一日のスケジュールの例を示します。
2. 仕事内容とは!?
①入所契約と退所手続き
生活相談員は、入所契約と退所手続きを担当します。
入所契約では、希望者やその家族と面談し、心身の状態や現在の生活環境についての情報を収集し、施設入所のプロセスや費用について説明します。また、必要に応じて関係者からの情報も収集します。特別養護老人ホームでは、入所判定会議を通じて入所の可否を決定し、その情報を報告するのも相談員の役割です。退所は、長期入院、他施設への移動、在宅復帰などの理由で発生し、相談員は退所手続きや関連する医療機関や施設との連絡調整を行います。
②利用者や家族からの相談対応
生活相談員は、入所者や家族からの生活に関する相談にも対応します。
相談内容は、施設生活の要望や苦情、費用負担や支払い方法に関するものが含まれます。要望や苦情には、他のスタッフと協力して対応し、費用に関する相談には、利用可能な制度の案内や支払い方法の調整、行政との連絡を行います。
③サービス担当者会議の出席
生活相談員は、サービス担当者会議にも出席します。
特別養護老人ホームでは、入所者の状況を共有し、専門職の意見を取り入れた介護サービス計画を立てるために、ケアマネジャーが会議を開催します。相談員は、専門家として会議に参加し、面談や関係者からの情報を共有し、他の専門職の意見を参考にして入所者の状況を把握します。
④家族・医療機関・行政との連絡
生活相談員は、入所者の家族、医療機関、行政との連絡も行います。
介護が必要な高齢者が体調を崩し、医療機関での受診が必要になった場合、家族や医療機関への連絡を担います。事故が発生した場合は、家族への連絡、管理者への報告、医療機関や行政との情報共有を行います。
3. 特養の生活相談員の一日のスケジュール例
特別養護老人ホームの生活相談員の一日のスケジュール例をご紹介します。
このように入所者・入所希望者への対応、会議への参加などの予定が多いので、決まったスケジュールに合わせて業務を進められるスケジュール管理能力も求められています。
4. 特養の生活相談員に兼務はある?
特別養護老人ホームにおける生活相談員は、「指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準」に基づき配置が必須とされている職種です。この基準には、「入所者100名ごと、またはその端数ごとに少なくとも1名」を配置し、「常勤であること」が求められています。しかし、1名以上を配置している施設では、時間帯を明確に分けることで、他の職種との兼務が可能です。
その結果、就職先の施設によっては、介護支援専門員や介護職員との兼務を行うことがあります。
5. 特養の生活相談員に必要な資格は?
特別養護老人ホームの生活相談員として働くためには、以下の要件のいずれかを満たすことが必要になります。
上記と同等以上と認められるもの
上記の3要件と同等と認められる資格や実務経験
※都道府県によって異なります。
※例として、介護支援専門員、介護福祉士など
6. 特養の生活相談員の給料は?
特別養護老人ホームにおける生活相談員の給与はどの程度でしょうか?
厚生労働省が公表した「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」によれば、特別養護老人ホームでの生活相談員の平均月給は、常勤で321,080円です。
これは働く人々の平均値であり、実際の初任給とは異なる場合があります。東京都の求人情報を見ると、この平均額を上回る条件の求人も存在します。したがって、就職活動においては、求人情報を比較し検討することが大切です。
7. 生活相談員のやりがい・メリットは?
特別養護老人ホームでの生活相談員としての仕事は、多くの人が仕事の達成感を感じるやりがいとして挙げています。
入所に関する相談では、希望者とその家族は施設への入所と介護を受けたいという願いと、「本当に入所できるのか」という不安を抱えています。生活相談員が適切に対応し、入所が決定すると、希望を叶えることができたという達成感を得られます。また、その時に希望者や家族から感謝されることも、仕事の達成感につながります。
さらに、スキルアップやキャリアアップの機会も、仕事のやりがいとして多くの人が挙げています。
日々、入所希望者やその家族からの相談に応じることで、コミュニケーション能力を高め、関連する制度の知識を更新し、施設や運営法人の方針を理解し、他職種の役割や動向を把握することで、管理職に必要な能力を身につけることができます。また、生活相談員としての実務経験を積むことで、介護支援専門員の資格取得の条件を満たすことも可能です。
8. まとめ
特別養護老人ホームの生活相談員の仕事内容、資格、兼務、給与、そして仕事のやりがいについて説明しましたが、その仕事についてのイメージは湧きましたか?
特別養護老人ホームの生活相談員は、やりがいのある職種で、経験を積むことによるメリットも多いですが、配置される人数が限られているため、求人の数も少なめです。これから生活相談員として働く場所を探す場合は、定期的に求人情報を確認するか、新着求人が通知されるサービスを利用すると良いでしょう。