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特養の機能訓練指導員の必要資格と仕事内容とは!?タイムテーブルも解説!

皆様こんにちは!ロマです!

こんにちは!ロマ子です!今日は何について勉強していくのかな?

今日は『特養における機能訓練指導員』についてです!

そうなんですね!重要な仕事ですから気になります!

では一緒に勉強していきましょう!

 

 

1. どんな資格が必要!?

特別養護老人ホーム(特養)で機能訓練指導員になるためには、以下の資格が必要です!

・看護師または准看護師
理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
柔道整復師
あん摩マッサージ指圧師
・はり師、きゅう師(介護施設等で一定の実務経験がある)

 

2. 具体的な仕事内容とは?

特養の機能訓練指導員は、入所者の日常生活に必要な機能の改善や減退防止のための訓練を行う能力が求められます。

 

①入所者の機能訓練

機能訓練指導員の主な業務は、『入所者への機能訓練の提供』です。入所者が自立した生活を送るために、個々の状態や希望に応じた訓練を行います。これには、ベッドから起き上がる訓練、車椅子やトイレへの移乗訓練、歩行訓練、身体をほぐすマッサージなどが含まれます。さらに、機能訓練に加えて、生活環境を改善するための提案や指導も実施します。

 

②個別機能訓練計画書の作成・管理

特別養護老人ホームは介護報酬を主要な収入源としています。介護報酬には、機能訓練指導員の配置と機能訓練の実施に基づいて算出される個別機能訓練加算が含まれています。多くの施設がこの加算を利用しており、機能訓練指導員には個別機能訓練計画の作成と管理が求められます。

 

個別機能訓練加算については過去の記事をご参考ください!

 

 

個別機能訓練計画書は、入所者の状況や希望に応じて目標を定め、それに基づいた機能訓練をどのように実施するかを記した文書です。この計画書を作成する際には、機能訓練指導員だけでなく、看護師、介護士生活相談員、介護支援専門員などが協力して目標と計画を立てます。機能訓練を開始した後は、定期的に評価を行い、目標を見直し、計画書を更新することが求められます。

 

③他職種との連携

先に申し上げた通り、個別機能訓練計画書を作成する際には、他の職種との連携が必要です。さらに、特別養護老人ホームでのチームケアの一環として、機能訓練を通じて把握した入居者の状況を他の職種と共有したり、日常生活で実践できる機能訓練の要点を伝えたり、入居者の状態の変化に応じて機能訓練を適用するなどの活動も行います。

 

 

3. 機能訓練指導員のタイムテーブルとは!?

機能訓練指導員の一日の流れは、出勤後のミーティングから始まり、機能訓練の実施と記録、昼休憩、再び機能訓練の実施と記録、サービス担当者会議への参加、記録と個別機能訓練計画書の作成・変更、そして退勤となります。

 

4. お給料事情は!?

機能訓練指導員の給料は、厚生労働省の調査によると平均月給344,110円、年収約413万円です。

東京都の求人情報では、月額25万円~35万円、年収350万円~560万円の範囲での求人が見られます。

 

5. まとめ

特別養護老人ホームの機能訓練指導員は、自立した日常生活を支援するやりがいのある仕事です。資格を活かして働くことができ、興味があれば面談や面接を通じて職場の雰囲気を確認してみることをお勧めします。