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特養と老健の違いとは!?:高齢者向け施設の違いを解説!

こんにちは!ロマです!

こんにちは!ロマ子です!今日は何について勉強していくのかな?

今日は『特養』と『老健』の違いについて!です!

確かに、働いているけど、いまいちわからないって時があるから、みんなで一緒に勉強していきましょう!

 

 

1. 特養とは?

地方自治体や社会福祉法人が運営する公的施設で在宅での生活が困難な高齢者に対して、生活全般の介護を提供する施設です。

常時介護を必要とする状態の人をはじめ、認知症や寝たきりの高齢者といった緊急性の高い方が優先され、基本的には就寝で利用する事が出来ます!

 

公的な介護施設ということもあり、費用が有料老人ホーム等と比べると比較的安価であり身近な介護施設としてとらえられるかもしれません。

 

・入居条件

平成27年より原則「要介護3」以上ではないと入所申込が出来なくなっております。要介護1もしくは2の方でも特例条件に該当すると申し込みが出来ます。このような条件に該当してるようであれば、申込をし、順番が来ると入居が出来ます。

 

詳しい申込条件・特例条件については過去の記事で記載してます!ご参考になれば幸いです!

 

kaigokirarihot.com

 

・費用

公的施設である為、有料老人ホームでかかるような入居金などはかかりません。利用者によって変わりますが、食費や居住費などの月額費用として、約7万~15万円ほどかかります。生活保護の方とかですともう少しお安くなります。

より詳しくは過去の記事をご覧ください!

 

kaigokirarihot.com

 

・サービス内容

日常生活の介護をサービスの基本としている為、食事や入浴、排泄などの身体介助や掃除や洗濯などの生活援助が主となります!

イメージしていただきたいのは、あくまでもご家庭の延長線上にある施設であり、日常生活を送るうえでお手伝いが必要な場面でお手伝いさせていただくという施設であるということです!

 

2. 老健とは?

介護保健施設(通称:老健)とは、主に医療ケアやリハビリを必要とする要介護者が入居する施設です。

 

病院と自宅の中間的な役割がある為、基本的には在宅復帰を前提としたリハビリを中心としております。基本的な入所可能な期間も概ね3か月~1年間です!

 

・入居条件

①65歳以上

②要介護1以上の介護認定を受けていること。

※施設によっては「病状が安定している事」・「感染症等ないこと」等を追加している施設もあります。各施設へ確認した方がよいです!

 

・費用

老健も、公的施設である為、有料老人ホームでかかるような入居金などはかかりません。利用者によって変わりますが、食費や居住費などの月額費用として、約9万~20万円ほどかかります。

 

・サービス内容

食事の補助や入浴や着替え、排泄などの生活・身体介護や医師や看護師による医療的ケアです。

その中でも大きな特徴としては、理学療法士作業療法士による充実した機能訓練(リハビリテーション)が受けられます。在宅復帰を目的としている為、歩行器や車椅子を使った実用的なリハビリが行われます。

 

3. 特養と老健の大きな違い?

特養と老健の大きな違いは

 

特養:家庭の延長線上にある施設で、介護を受けながら長期的に生活する施設

 

老健介護を受けながら、専門職によるリハビリを行い、在宅復帰を目指す施設

 

となります!

入所条件等その他項目は下記のようになっております!

  特別養護老人ホーム(特養) 老人保健施設(老健)
入居条件 原則要介護3以上 要介護1以上の高齢者(65歳以上)
入居期間 基本的には終身利用可能 3か月~概ね1年
月額利用料 約7万~15万円 約9万~20万円
入居金等別途費用 0円 0円

 

費用面を見ると、ともにほかの事業形態の施設よりはお安くなっていると思います!

 

4. まとめ

以上のように非常に簡単に特養と老健の違いを説明させていただきました!

あくまでも、目的が違うということが大きな違いの一つではないかと思います!

どのような施設を利用するかは、本人及び家族の事情によって様々かと思います。

もちろん特養及び老健ともにショートステイという利用方法も可能です!

 

施設の種類が多く、どの施設を利用すべきか困ることも多いかと思います。

また、同じ事業形態でもたくさん施設があってどうしたらいいか分からない!ってお悩みの方も多いと思います。

少しでも皆様のお役に立てればと思います!