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特養について学ぶ!:ユニット型特養の特徴とメリット・デメリット

!皆さんこんにちは!ロマです!

こんにちは!ロマ子です!今日は何について勉強していくのかな?

今日は『ユニット型特養』について勉強していきます!

そうなんですね!私も働いている施設がユニット型です!

いろんな種類の特養がありますけども、今日はユニット型の特養に焦点を当ててみます!

では皆さん一緒に勉強していきましょう!

 

 

1.ユニット型特養とは何?

まず、ユニット型特養って何なの?って思う人も多いでしょう!ここではユニット型特養について学んでいきましょう!

ユニット型特養とは、10人以下の少人数でグループを形成し、構成されている特養のことを指します。

比較的新しいスタイルの特養になります。新型特養とも呼ばれていたこともあります。お部屋に関しては完全個室。もしくは少人数が入居する順子室です。全ての居室と隣接するように、共有スペースである共同生活室が配置されていることが特徴になります。

 

2.ユニット型特養の目的

ユニット型特養は、ユニットケアと呼ばれる介護手段の実現を目的としています。各入居者の個性や生活リズムに合わせて生活をサポートすることが、ユニットケアの内容です。ユニット単位に固定で配置された介護スタッフがサポートを担当します。入居者が大人数で集団生活を送る従来型特養と比べると、在宅に近い環境が整えられるため、入居者にとって過ごしやすい空間を維持できます。

 

3.ユニット型特養のメリット・デメリット

《メリット》

・個別ケアをしてもらいやすい

ユニット型特養は概ね利用者各個人に個室が提供されます。個室なので、生活環境も含め、一人一人の状況に合わせた個別ケアがしやすい点は大きなメリットになると思います!合わせて、従来型特養の多床室よりもプライバシー保護の観点からも、利点が多く、利用者のリズムに合わせた生活を送っていただくことができます!

 

・介護職員との関係を構築しやすい

ユニット型特養は一つ一つのユニットが少人数で、しかもスタッフが専任です。一人一人の状況に合わせた目の行き届いたケアが可能となります。その効果から、利用者と担当介護職員の信頼関係は深めやすく、個々の希望に沿った対応も期待できる環境と言えるでしょう。言ってしまえば、介護職員が利用者にとって、家族のような存在になることも往々にしてあります!

 

・比較的新しい施設が多い

ユニット型特養に関しては、比較的近年始まった介護サービスになります。施設を建設する際には設計から間取りまで条件がしっかりとあるため、既存の施設では賄えないことが多いです。ですので必然的に新しい施設g多くなっているとのことです。最新の設備により、快適な空間が期待できます!

 

・面会がしやすい

従来型特養の多床室では他の利用者が同室内にいるため、面会は人目が気になります。その点ユニット型特養に関しては、個室が用意されているため、気兼ねなく面会に行くことができます!面会を頻繁にしたい方に関しては、最適かと思います。

 

・利用者の活動性が向上する

従来型特養に比べると、ユニット型特養では利用者の活動性は向上する傾向があります。ベッド上で過ごすだけではなく、共用リビングにいる時間が増えるためです。

運動量が増えることにより、食事による摂取カロリーが増えます。さらに、解除にかける時間やポータブルトイレの設置台数が減ったという事例もあります。これらの変化は、利用者が従来型特養に比べて活発な生活を送れるようになったことを示していると言えるでしょう!

 

《デメリット》

・人間関係が崩れると、居心地が悪くなる。

ユニット型特養には、従来型特養と比較して少ない人数が入居しています。それだけに、入居者同士の関係が拗れると修復しにくいのがデメリットとなります。

 

・従来型特養と比べると費用が高い

特養の費用に関しては、以前書いた記事を参考にしてください。

 

kaigokirarihot.com

実際に、居室代が従来型特養と比べると割高になります!費用負担は個室の分増えるでしょう!

 

4.まとめ

ユニット型特養にも従来型特養にも双方でメリットデメリットがあります。どちらを選ぶかはしっかりとご家族間でしっかりと話し合いって決めていきましょう!

しかしながら、特養自体もすぐに入居できる施設ではありません。ゆっくりと考えていると、いざという時困ることもたくさんあります。今後のことも踏まえ、早めに検討していくことが大切です。少しでも皆様のお役に立てたら幸いです!