皆様こんにちは!ロマです!
こんにちは!ロマ子です!今日は何について勉強していくのかな?
今日は『特養における一時帰宅』についてです!
そうなんだ!ゴールデンウィークも近づいて希望されるご家族ご本人も多いよね!
では、一緒に勉強していきましょう!
1.そもそも特養で一時帰宅できるの?
結論から先にお話ししますと、『特養での一時帰宅は可能です』!
一度入所したら、2度と自宅に帰ることが出来ないわけではなく、家族や親戚に会うために一時的に帰宅したり、旅行や外泊もできます!
しかしながら、本人の容体が思わしくなかったり、特養側が外出や外泊することが危険と判断した場合は一時帰宅が出来ないケースも存在しています。どのようなケースが存在しているかしっかり勉強していきましょう!
2.一時帰宅に必要な条件
特養では一時帰宅が可能と話しましたが、各施設利用者が安全に生活を送るために、必要な条件を設けていることがほとんどです!
一例を挙げると…
・外出、外泊に付き添い者がいること。
・認知機能に問題がないこと
・日常的な医療的ケアを必要としないこと 等
が挙げられます!
・外出、外泊に付き添い者がいること
一時帰宅する場合には、家族や親戚などの付き添ってくれる人がいることが条件の特養がほとんどです。有料老人ホームなどでは、1人での外出を認めているところもあると思いますが、特養では基本的には1人での一時帰宅は許可が出ません。
安全配慮の観点から、事故のリスクを考慮し、付き添いがあれば許可、なければ許可は出ないという条件がほとんどであることを理解しましょう!
・認知機能に問題がないこと
これも非常に重要な条件になります。認知症をお持ちの方ですと、環境の変化に適応することがなかなか難しいです。なれない場所に外泊等することで、不穏な状況になることは容易に考えられます。本人も不穏になることで負担になることに合わせて、ご家族・ご親族の方も対応は難しくなる可能性があります。
認知症の具合により許可が下りる場合もありますので、一度施設に確認しましょう!
・日常的な医療的ケアを必要としないこと
日常的な医療的ケアとは何かというと、一例を挙げると…
①経鼻経管栄養
②胃ろう
③在宅酸素
④痰の吸引
などが挙げられます。必ずしも全てが許可が降りないというわけではないですが、本人の状態に応じて許可が出ないこともあります。まずは施設に相談をして、特養の主治医に確認してみるのが良いでしょう。
3.一時帰宅での注意事項
①早めに日程を施設に伝える
特養職員に早めにスケジュールを伝えましょう!特養側でも、薬の準備や衣類の準備などがあります.早めに伝えておく必要があります。また、移動の際、車椅子は使用するのか、どのようにして一時帰宅をするのかを話し合っておきましょう!介護タクシーが必要な場合は予約なども必要になってきます!
②無理のないスケジュールを組む
長距離の移動などがあると普段と違う生活になってしまうので、利用者の体調が変化してしまう可能性があります。なるべく無理のないスケジュールを組み、普段の生活と大きく変わらないスケジュールを組みましょう。少しの環境の変化で大きく体調を崩してしまう可能性があるのが高齢者です。そこら辺をしっかり考慮しましょう!
③トラブルが発生した際の対応方法を確認
普段と違う生活になります。トラブルも発生するでしょう!その時にどのように対応した方がいいのかは事前に施設に確認しておきましょう!もしかしたら、普段と大きく変わらないことでも、久しぶりのご家族だとわからないこともあるでしょう。また、体調に変化があった際は速やかに施設へ戻る流れだったり、医療機関を受診する流れについても確認しておきましょう!せっかくの一時帰宅かなので何事もないことが1番ですが、念には念を入れておくのは悪いことではないです。しっかり確認しましょう!
4.特養にいない間の利用料はどうなる?
基本的には一時帰宅中でも利用料は発生します。しかしながら食費等は発生しません。居住費に関しては、各施設によっても違うかと思いますが、空いている居室をショートステイで使用させていただくことはあるかと思います。ショートステイで利用した場合は居住費は発生しません。空いている場合は居住費は発生します。その辺も事前に確認しましょう!
5.まとめ
色々お話ししました、特養からの一時帰宅は可能です!
しかしながら、様々な条件があるため、全ての方が可能かと言われればそうではないでしょう。ただし、条件を満たしていれば外出することができることはご理解ください。
せっかくなので長期連休やお盆・お正月などで外出外泊されたい方もいらっしゃるでしょう。良い機会でもあるので一時帰宅は良いことだと思います。そのためにも事前の準備はしっかりとして良い思い出にできれば幸いです。少しでも皆様の思い出の一助になれればと思います!