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特別養護老人ホームでの身だしなみ!最近の髪型やネイルの事情について!

こんにちは!ロマです!

皆様こんにちは!ロマ子です!今日は何について勉強していくのかな?

今日は『施設での身だしなみ』についてです!

身だしなみか!実際、働き始めた十数年前と世間での考え方も変わってきていますからね!

そうなの!だから一度整理してみよう!

 

 

1.施設における身だしなみとは?

特養における介護職員は利用者と直接かかわる仕事である為、『利用者の安全や利用者に対して不快感を与えないような身だしなみ』が求められていました。

しかしながら、現在の世間を見ても、髪型や化粧、ネイル等々を含め、仕事中でも許される範囲の中でおしゃれを楽しみたいという意識を持っている方が多くなっております。

時代の流れの中で実際の特養と呼ばれる介護施設ではどのような状況になっているのかをお伝えできればと思います!

 

2.色・髪型について

・髪を染めることに関してはOK

髪色に関しては実際に何施設かを体験したり、研修会での話を伺うと、就業規則上では明記されていないが、『常識の範囲内で』や『清潔感のある髪色』等で許されている事業所がほとんどのようです!

そうなんだね!

でも、『常識の範囲内』『清潔感のある髪色』って実際どのぐらいなのかな?

人によって考え方が違うからなんとも言えないよね!

 

・許されている髪色、明るさについて

では実際に許されている明るさとはどの程度なのか?

画像の通りで行くと、9番までは問題ない事業所が多いでしょう!実際私が今働いている施設では1年前までは9番までぐらいが範囲となっておりました。

しかしながら、昨今の世間や働き方の自由の観点から、基本的には髪色に関しては12番までの髪色であればOKとなりました!特養は割と他施設の話を聞いてみても、寛容であることが多いみたいです!

訪問系サービスに関しては、割と厳しくある傾向です。自宅に訪問し、ご家族等と会う機会が多いことから制限が厳しいのかもしれませんね!

実際にいろんな方からお話を聞くと、13番の色味や赤や緑などの髪色もOKという施設や事業所もあります!ご就職の時には確認した方がよいかと思います!

 

・髪型に決まりはあるの?

特に決まりはないと思います!就業規則でそのような規定をしている事業所は聞いたことはありません。しかしながら、接客業であることから、清潔感のある髪型がベターです。また、長髪の方に関しては、利用者にあたってしまったり、引っかかってしまう恐れがある為、髪留めやゴムなどでまとめてください!

それこそ、以前は男性は短髪じゃなきゃみたいなことも私どもの施設でありましたが、最近は男性でも長い髪の方もいます。個性であるのかと思います!

 

3.アクセサリーについて


・結婚指輪ってどうなの?

結婚指輪に関しては、私どもの施設ではつけている方が多いです。しかしながら、装飾が多いものであると利用者にお怪我をさせてしまうリスクがあったり、紛失してします可能性もありますので、外して業務にあたる職員もいます。

こちらも各施設に聞いたことがありますが、あまり制限は掻けていないことが多いです!

 

・ピアスは?

ピアスは私どもの施設では禁止です。業務中、利用者から引っ張られたり、食事に混入する可能性があったりする為、基本的に禁止とさせて頂いております。これに関しては禁止の施設が多いかと思います!

 

・ネックレスは?

これに関してもピアス同様なるべく外していただいております。それこそ引っ張られて破損の恐れ、怪我の可能性、破損物が食事へ混入する可能性を考えると禁止にする施設が多いかと思います。

 

・時計は?

時計に関しては、各施設で基準が大きく違うと思います!私たちの施設ではOKです!しかしながら、身体介護に入る際、利用者にあたってしまう可能性がある場合は外さないといけません!逆に、最初からダメって施設も多いです!確認してみましょう!

 

4.ネイルについて


最近非常議論されるところです。

介護職の基本的なところとしては、ネイルをOKとしている施設は少ないかと思います。理由としては

 

・利用者に対して危険がおよぶ可能性がある

→利用者の肌は非常に弱くなっている為、入浴介助の際に触れることが多い職業柄、ネイルでコーティングして硬くなった爪で利用者に触れると剥離を起こしてしまう可能性があります。

 

・爪が不衛生になる

→爪とネイルの間、パーツの隙間に菌が入り、不衛生になる可能性がある。

 

・不快感を与える可能性がある 

→利用者によっては不快感を覚える利用者もいる。

 

等があげられますが、最近ではネイルOKの施設も増えてきています。かくゆう私たちの施設も最近OKになりました。

 

しかしながら、派手な装飾、長すぎる爪は禁止で、透明やピンク・ベージュなどの目立たない色でのネイルが許可されている形です。ファッションからの観点からOKを出している部分ではありますが、その他にも、業務上手を消毒したり、洗ったりすることが多い為、爪が割れたりかけてしまう可能性が多いです!爪を保護する為の予防として許可してるというのもあります!

 

まだまだ許可されている施設も少ないと思いますし、許可されていたとしても利用者へ影響がないような範囲になりますので、一度確認してみましょう!

 

5.まとめ

色々な方から話を聞いている中で、ここ数年で大きく流れが変わってきたと感じます!実際に働き始めたときは結構厳しく感じますが、最近は寛容になったと感じます。

しかしながら、忘れてはいけないのは、特養の中での主人公は利用者です。利用者が不快な気持ちになってしまったり、お怪我をされてしまうような場合は、不適切な身だしなみに該当するでしょう。

そのことはしっかりと心にとめ、身だしなみを整えていきましょう!