介護キラリ☆ホット

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介護の資格とは?


皆様、こんにちは!

今日もいそいそと働いております。

 

さて、今日は本日より介護職員として働くことになった職員さんから介護の資格を今後取得していきたいというお話があった為、介護の資格はどのようなものがあるのかを紹介していきます。

 

介護資格には初任者研修や実務者研修をはじめ。様々な資格が存在します。又、職種についても、現場で働く介護士の他に、ホームヘルパーやサービス提供責任者などもあります。ここでは、介護資格や職業について解説していくので、是非是非参考にしてみてください。

 

①介護職員初任者研修

介護職の初級資格。昔のヘルパー2級。

受験資格:なし

受験費用:5~8万円

 

介護福祉士実務者研修

介護職の中級資格。

受験資格:なし

受験費用:8~18万円

 

介護福祉士

介護職の国家資格

受験資格:1.実務者研修を修了

     2.実務経験3年以上

 

④喀痰吸引等研修

ご利用者様に対して、各痰吸引や経管栄養のケアが出来る。

受験資格:介護施設への勤務

 

⑤介護支援専門員(ケアマネージャー)

ケアプラン作成・各事業所との連携を図り、利用者・介護保険に関するエキスパート。

受験資格:介護福祉士などの国家資格取得後、5年以上の実務経験。

 

 

 

ざっと上げましたが、特養で働く介護職員が持ってる資格は主にはこの5つかなと思います。

 

 

 

では、実際に介護職員として施設で働くにあたって上記の資格が必須かどうかといわれると・・・特になくても働くことはできます!

実際に未経験無資格の方が入職することはよくある事です。

もしかしたら、施設によっては『経験者のみ』・『有資格者のみ』という施設もあるのかもしれません。ただ、大半の施設は問題なく働くことはできるのかなと思います。

 

また、施設・法人によっては、『資格取得制度』なるものが福利厚生に入っていることもあります。

 

資格取得制度とは↓↓↓

会社で働いている職員の技能向上を目的として、介護関係の資格にかかる費用を一部もしくは全額負担する制度。これは各施設・法人で異なる為、確認が必要となります。僕の施設では受講費用に関しては全額負担してくれるので、資格取得の為の将来設計はしやすいかと思います。

※今後、自身の転職経験をもとに介護現場の転職事情について書いていければと思います。

 

 

ではここで、実際に特別養護老人ホームでの運営の立場に立って考えてみようかと思います。

僕も転職前は管理者として特養の運営に携わっていたので、そこら辺を踏まえて忖度なしで話していければと思います。

 

 

①施設として介護職員に求める資格とは?

これに関しては、まず間違いなく

 

介護福祉士』です!

 

もうそうですね。ダントツでこれです。運営の立場から話すとなぜ介護福祉士が一番なんかというと・・・

 

介護福祉士の人数で取れる『加算』があるからです。それが・・・

 

『日常生活継続支援加算』です!

 

これが取れるか取れないかのによ施設の収入が変わってきます。よって運営する側としては介護福祉士の人数はかなり重要な要素となります。

たくさんいてくれるとサービスの向上にも繋がるし、収益が増えるのでとっても嬉しいです!

※日常生活継続支援加算については後日詳しく説明しようかと思います。

 

 

次に必要としている資格は・・・

 

『喀痰吸引等研修』になります。

 

こちらの資格に関しては、何よりも大変なのが、勤務しながら、50時間の研修を受けないといけないことです。

この資格を持っている職員が増えると何が起きるのかというと・・・これもまた加算が取れるのです。

配置基準の問題もクリアしなければならないのですが、なんの加算が取れるかというと

 

『夜勤職員配置加算Ⅳ』になります。

※この加算についても後日詳しく説明します。

 

運営にあたって職員の資格が施設の収益に繋がっているというのもしっかりと頭に入れておく必要があります。

 

 

さて、その他、運営の視点から考えてどの資格が良いかというと、実はもうさほどありません。

介護支援専門員の資格に関しても、一定数の資格保有者がいれば運営基準的に問題ありません。よって、現段階である程度の人数が確保できているのであれば問題ないかと思います。

 

介護職員初任者研修・介護福祉士実務者研修に関しても実際持っていると次の上位資格に繋がりますが、今すぐに施設の利益になることはないのです。

 

ただ!このような資格を取得していただくと、将来的に介護福祉士等に繋がってきますので、施設としては支援していくことが大切ですし、各職員の意識・技能向上になるので出来る限り支援していく体制を整えることが1番いいのかなと思います。

 

 

介護の仕事は無資格でも働くことができる世界です。

しかし、とても綺麗な仕事ではありません。給料も他業種と比べると実際すごく低いです。その中で自身の収入を増やすには何をしていかなくてはならないかというと、やはり資格取得なのかなと感じます。

 

どの施設にも資格手当等はあるかと思います。少しでも給料を上げていくためには、資格手当は必須かなと思います。

資格を取得することは、給料アップにも繋がりますし、自分のスキルアップにもなります。もう財産です。

なのでどうせ働くなら、資格をとって、一生ものにしていきましょう!

そして、施設運営する側としては、そのような職員の後押しができるよう、体制を整えていければいいかなと思います!

 

 

最後に、今日入職した職員さんから、早速介護職員初任者研修の受講希望書が届きました!

僕としては誠意いっぱい支援していきたいです!!

「お金出してくれるなんて、いい施設ですね!」と言われました笑

 

ただ、そう思っていただけるだけでも体制を整えた甲斐が有るってもんですね!笑

どんな理由であれ資格を取りたいと思ってくれる職員さんが増えてくれれば嬉しいです!